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2019/11/12

 【揺花草子。】<その2846:堪え性のない最近の若者。>

 Bさん「もうすぐ冬ですよ。」
 Aさん「もうすぐ冬ですねえ。」
 Cさん「阿部さん抜かりはないかしら?」
 Aさん「抜かり? 抜かりってなんです?
     冬に向けてぼくは一体何をすればいいんです?」
 Bさん「いろいろあるじゃん。
     ぼくらが欲しがってるものをこっそりリサーチするとか、
     いーとこのレストランのおいしいディナーを下調べしておくとか、
     鬼を笑かすための来年の話を準備しておくとか・・・」
 Aさん「最後のやつは必要か?」
 Cさん「阿部さんはいつもみんなの笑い者だものね。」
 Aさん「それは赤鼻の人ですね。」
 Bさん「赤鼻のハンね。」
 Aさん「それは違う。ハンって固有名詞みたいな解釈じゃないから。
     あれは『私とアカハナの班は木馬のドックに向かう』だから。」
 Bさん「とにかくもうすぐ冬。
     冬と言えば鍋。」
 Aさん「まぁ。」
 Cさん「なでしこちゃんの得意料理ね。」
 Aさん「まあ確かになでしこちゃんの鍋スキルの高さは特筆に値しますけど。」
 Bさん「そして鍋と言えばこれ大根じゃないですか。」
 Aさん「ふむ。」
 Bさん「ところで阿部さんは
     『流れ行く大根の葉の早さかな』
     と言う句を知ってるかな?」
 Aさん「えー俳句?
     いやー・・・聞いた事ないかな・・・。」
 Cさん「あらそう? 残念ね。
     ご存知高浜虚子の句よ。
     大根畑のそばを通りかかった虚子が収穫したての大根を
     手際よく小川で洗ってる農家の皆さんを見かけて読んだ句と言われているわ。」
 Aさん「なるほど。流れ行く大根の葉って言うのはホントに流れるってわけじゃなくて
     作業の速さの比喩表現って事ですね。」
 Bさん「そう言う事だね。
     虚子と言えば子規の弟子として有名ですね。」
 Aさん「そうだね。」
 Cさん「きょこたんね。」
 Aさん「キョシですよ。なんでそんなに可愛いんですか。」
 Bさん「すっごい昔の人って言うイメージかも知れないけども、
     亡くなったのは1959年なんだって。
     戦後までご存命だったわけ。」
 Aさん「へえ・・・そうだったんだ。」
 Bさん「そんな近代俳諧を代表する大人物であるところの高浜虚子。」
 Aさん「うん。」

 Bさん「ただ時には
     『虚子が男の名前で悪いかよ! 俺は男だよ!!』
     と叫びながら誰彼構わず殴りかかったと言う
     逸話もあるよ。」
 Aさん「近代俳諧を代表する大人物
     そんなエキセントリックな性格だったの?」

 小野妹子とかもそうだったかも。


Meister's Brief ver.6.5.0 (Release 20111120)


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